イデアの洞窟 (単行本)
出版社/著者からの内容紹介
イギリス推理作家協会賞受賞の話題作
古代ギリシアの殺人を描くミステリ『イデアの洞窟』の脚注の中でテクストの謎に翻弄される訳者の正体は──驚愕のメタ・ミステリ
内容(「BOOK」データベースより)
「古代ギリシア、アテネ。野犬に食い殺されたとおぼしき若者の死体が発見される。だが不審を抱いた者がいた―“謎の解読者”と異名をとる男、ヘラクレス。調査に乗り出した彼の前に現われるさらなる死体。果たしてこの連続殺人の真相は…」という書物『イデアの洞窟』。その翻訳を依頼されたわたしは、物語世界を傷つけかねない頻度でちりばめられた象徴群に不審を抱く。ギリシアで「直観隠喩」と呼ばれた技法だった。だが『イデアの洞窟』のそれは過剰すぎた。やがて身辺に怪事が頻発しはじめ、わたしは何者かに監禁されて…という異形の形式が驚愕の結末へと読者を導く破格のミステリ。めくるめく謎の迷宮に「作者探し」の興趣も仕込む、イギリス推理作家協会最優秀長篇賞受賞作。
ドン・キホーテの旅―神に抗う遍歴の騎士 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
ドン・キホーテといえば、風車に突進するあの騎士かと、誰もがイメージを浮かべることができる。本書は、作品の全体と細部を丹念に読み解きながら、われらが遍歴の騎士の魅力に新たな光を投げかけるものである。従者サンチョ・パンサはもちろん、イエス・キリスト、芭蕉、フーテンの寅さんらを招き、この、人間の想像力が生みだした最高の果実をより深く味わおうというのである。愉快で斬新なドン・キホーテ入門の決定版。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
牛島 信明
1940年(昭和15年)大阪に生まれる。東京外国語大学スペイン語学科卒業。マドリード大学大学院修了。東京外国語大学外国語学部教授などをへて、現在、琉球大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
約束の丘 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
スペインを追われたユダヤ人とのあいだで400年間守りぬかれたある約束…時代が狂気と不安へと移りゆくなか少年たちが示した友情と信頼、愛と勇気。
内容(「MARC」データベースより)
物語は1492年春のスペイン北部バスク地方のビトリアに始まる。スペインを追われたユダヤ人との間で400年間守りぬかれた約束とは? 友情で固く結ばれた少年たちを通して、キリスト教とユダヤ教との和解への希望を描く。
ボルヘス怪奇譚集 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
中国の妖怪物語。セイロンの人喰い鬼伝説。アラビアンナイト。そして、カフカやポーの掌篇…。20世紀文学に屹立する「迷宮の作家」ボルヘスが、東西古今の膨大な書物を渉猟、その博識博捜のかぎりをつくして選びぬいた、世にも不思議な怪奇譚のかずかず。「物語の精髄は本書の小品のなかにある」―92篇からなるユーモアと幻惑のアンソロジー。
内容(「MARC」データベースより)
渦巻く笑いと戦慄-中国の妖怪物語。アラビアンナイト。カフカやポーの掌篇。セイロンの人喰い鬼伝説…。「迷宮の作家」ボルヘスが選び抜いた短くて途方もない話92篇を収録。再刊。
もどってきたアミ―小さな宇宙人 (単行本)
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愛と調和に満ちた世界が、どんなにここちよくすてきなものかを教えてくれた宇宙人アミ。そのアミが約束どおり帰ってきた。『小さな宇宙人アミ』第2作。
地球の少年ペドゥリートは、前回、我執を捨て、他者と親しく交わり、人生や他者への愛に満ちた人々たちの住む理想郷の素晴らしさを学んだ。愛の素晴らしさはわかったのだけれど、その素晴らしい「愛」を生きることはどうしてこんなに難しいのだろう。自分の中にもある憎しみや悪意をどうすればいいのだろう。今回ペドゥリートはさまざまな人との出会いを通じて、さらに「愛」についての認識を深めていく。
ペドゥリートはアミに案内されて「地球救済計画」宇宙母艦の司令官にコンタクトし、「愛」を内包する世界観・宇宙観の深さ、大きさ、そして絶対的な美しさを知る。愛とは宇宙の摂理、すなわち神。そのとき、ペドゥリートには愛を学ぶ確固とした心構えができるのだ。
そして、アミはペドゥリートを、不完全な世界に不完全な人間として生まれながら、愛を見いだした、ある男に引き合わせる。ペドゥリートにはその男に親しみやすいものを感じるけれど、かといって立派な人格とは言い難いと感じるのだが…。
今回、もうひとつの、そして最も重要な出会いは、運命によって結びつけられている永久の伴侶「双子の魂」とのものである。時と空間を超えて結ばれる魂のイメージ描写がとても美しい。
これらの出会いが第3巻『アミ 3度目の約束』で結実していく。ここまで読んできたら第3巻までぜひ読み進めてほしい。(小野ヒデコ)
内容(「BOOK」データベースより)
アミとの宇宙旅行体験を『アミ小さな宇宙人』という本に書いて出版したペドゥリート。アミは本を出せばまた迎えに来てくれると言った。そしてようやくもどってきたアミ。しかし、円盤の中には異星の少女ビンカが同乗していた…。
苺とチョコレート (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
ハバナの街の公園で知り合った二人の若者。祖国を愛する純朴な大学生ダビドと文化事業を手がける同性愛者ディエゴ。価値観の違う二人がやがて心を通わせ、真の友情が芽生える。
内容(「MARC」データベースより)
祖国を愛する純朴な学生ダビドと、文化事業を手がける同性愛者ディエゴ。価値観の違う二人がハバナの街の公園で知り合い、やがて心を通わせ、真の友情が芽生える。*
ブストス=ドメックのクロニクル (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
偉大なる剽窃作家パラディオン、宇宙的レアリスム作家ボナベーナ、無限数の秘密結社存在論者バラルト、究極の簡略詩人エレーラ…。極めて過激で奇矯なる架空の芸術家たちをめぐる真面目で奇想天外な短編小説集。
内容(「MARC」データベースより)
偉大なる剽窃作家パラディオン、宇宙的レアリスム作家ボナベーナ、無限数の秘密結社存在論者バラルト…。極めて過激で奇矯なる架空の芸術家たちをめぐる真面目で奇想天外な物語。77年刊の新装版。
たそがれ世代の危険な愉しみ (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
若いころは知的でドキドキするような生活を夢見ていたグレゴリオも今や45歳を過ぎ、さえないサラリーマンを続けている。友人を勇気づけるためについた彼のささやかな嘘。嘘は人生を幸福にする安上がりな手段だったはず。それがいつのまにかおそろしい武器に…危険なゲームへと人を駆り立てる。イカロ文学賞、文芸批評家大賞、国民文学賞を受賞。又、地中海文学賞の外国作品部門最優秀作品に選ばれた。
内容(「MARC」データベースより)
知的でドキドキするような生活を夢見ていたグレゴリオも、45才を過ぎ、さえないサラリーマンのまま。友人を勇気づけるためのささやかな嘘が、いつしか恐しい武器に…。幻想と現実の間をさまよう主人公の姿を軽快に描く。*
砂の本 (単行本)
出版社/著者からの内容紹介
これは真実だと主張するのが、いまや、あらゆる架空の物語の慣例である。しかしながら、私の話は、本当に本当なのである…表題作等、変幻自在な生の諸相を幻想の世界に写しだした、粒よりの短編集。
内容(「BOOK」データベースより)
『砂の本』は1975年に刊行された、ボルヘスの4冊目の小説集である。収められた13の作品は、一口に短篇小説というものの、そのなかでも長短さまざまあり、いずれの場合にも、ホルヘ・ルイス・ボルヘスならではといった刻印が、あざやかに読みとれる。
ベラスケスの十字の謎 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
十七世紀、イタリアからスペイン王フェリーペ四世の宮廷に連れてこられた少年ニコラスは、宮廷画家ベラスケスがとりくんでいる絵に描き入れられることとなる。絵の完成までベラスケスの館で暮らすようになったニコラスは、画家がネルバルと名乗る謎の男と、この絵をめぐって、あるとりひきをしようとしていることを知る。ベラスケスはこの男から何を得、かわりに何をさしだそうとしているのか…?そしてある日、ネルバルの家に使いにいったニコラスは、ありえないものを目にすることになる…。異国の宮廷で生きる少年の成長を、実在の名画『侍女たち』に秘められた謎にからめて描く、スペインのミステリアス・ファンタジー。
内容(「MARC」データベースより)
イタリアからスペイン王の宮廷に連れてこられた少年ニコラス。宮廷画家ベラスケスが、ある取引をしようとしていると知り…。少年の成長を、実在の名画「侍女たち」に秘められた謎にからめて描く、ミステリアス・ファンタジー。